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ここ、シラチャの街(↑ココ!)には、日本人が4〜5,000人で住んでいると言われている。
もちろん、数万人の日本人がいるバンコクに比べれば、断然にその人口は少ないが、“4kuだけ”という小さな小さな街に日本人が数千人いると言うのは、ちょっとだけ驚くべき数字でもある。
(ちなみに、異国に有る街としての日本人密度だけで言えば、シラチャは世界一らしい。)
近隣の工業団地で製造業に関わっている方々、タイ最大の輸出港レムチャバンで働いている港湾関係者が特に多いのが特徴の街である。
昨年にはタイ2校目の日本人学校も開校し、1年目は100人弱だった生徒数が、来年度には130人程度の規模になるとか。
この街の付近はドンドン日本人が住みやすい街として開発されていくであろうし、不況下とは言えまだまだ発展していくポテンシャルを持った街であると思う。
在住日本人では、土日はゴルフに興じる方も多く、近隣の車30分圏内には約15〜20程度のゴルフ場が乱立している。
その中の一つ、「Siam Country Club Pattaya Old Course」(↑写真)では18日から Honda-ptt LPGA THAILAND 2010が開催予定。

日本からは、上田桃子、宮里藍、諸見里しのぶ、その他の国からはミシェル・ウィー、ポーラ・クリーマー、ロレーナ・オチョア、カーリー・ウェブなどのトッププロのみが参加予定とのこと。
1月にはこれまた車で約30分の所にある、「AMATA APRING」で石川僚選手らが参加したトーナメントが開催されており、タイ東部地区は“ゴルフの街”としても今後発展していく可能性が大きい。
先日、仕事の関係でタイ国政府観光庁主催のテーブルセールスに参加させて頂く機会が有り、日本から来られていた各旅行会社さんや「ゴルフダイジェスト」の方々にお話を伺う機会に恵まれた。
現在もやはりまだまだ現役ゴルファーにはハワイ、グァムの志向が強く、最近では韓国も人気だが、まだまだタイに目を向ける人が決して多くは無いので、裏を返せば、今後はどんどんと日本のゴルファーたちが、休暇を利用して物価やゴルフフィーの安い「タイ」に流れてくる可能性は有るだろうとの事。
特にここ、タイ東部地区には良質なゴルフ場が幾つかあるのにもかかわらず、日本の人々にはまだ良く知られておらず、まだまだ穴場の存在。
(向こうに見える街はパタヤのビーチ、ちょっと写真では見づらい)
しかし、Siam Country Old Course の土日ののプレーイヤーは90%が日本人。しかもその8割はタイ在住の日本人。
タイ在住者だけではなく、もっと日本からツアーなどで来られた方々が今以上、平日に増えてくれば、このタイ東部一帯も「観光地・パタヤ」だけでは無い発展の仕方をしていく事と思う。
短期で観光だけをするのなら、西洋人の街「パタヤ」。
中長期でゆっくり生活をしながら、ゴルフや食事、買い物などを楽しむのなら日本人街「シラチャ」。
そんなライフスタイルが、この地に定着してもいいのかな、と思う今日この頃。