
タイ国内で車

の運転をするのにも
一応運転免許証が必要である。
今回トータルのタイ滞在5年目にしてやっとタイの免許証を作ることにした。
当初は同僚のタイ人が付いてきて陸運局で必要書類などの記入を手伝ってくれる予定だったものの、当日に急遽予定が入ったとか何トカでドタキャン (←想定の範囲内)。
仕方なく一人でトゥクトゥクに乗って陸運局まで行ってきた。
タイ、しかもバンコクではない地方の役所施設である。もちろん英語は一切通じないタイ語オンリーの世界。そして更に、窓口の役人も“面倒くさいこと大っ嫌い”の『スーパータイ人』。
窓口に向かう前にかなりの気合いを入れてから役人に対峙する覚悟が必要であった。
・・・そして、やっぱり窓口で、、、予想通りに揉めた。

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役人:(あ〜ぁ、日本人が一人で来やがったよ。面倒くせーなぁ〜) ←と心の声。既に最初から顔におもいっきり書いてある。
私 :「免許の申請です。宜しくお願いします」
役人:(…無言。書類を3秒位テキトーに見た後に、)
「書類揃ってないね。ダメ。以上。」
私 :「なーんーで!? きちんと揃ってるでしょう!?!(怒)」(実際完璧に揃っている)
役人:「アゥー、・・・∽ψ※Σ♯§○♪・・・」 (ゴニョゴニョ作戦)
私 :「こっちは大使館(関係各省庁)にキチンと必要書類の確認してんの! キチンと書類見なさい!」
役人:「大使館の誰がそんな事言った?」
私 :(その場で直ぐに大使館・領事部に電話し、タイ人大使館職員に話をしてくれる様にお願い。こんな事もあろうかとTEL番号持参していてよかった。)
「この人。タイ人だから、話してみな!」
役人:(怪訝な顔をしながらも仕方なく日本大使館職員と会話)
“こいつは在留証明と日本の免許の翻訳証明を持ってきていないからダメだ”とかなんとか話している。
私 :「その電話と反対の手に持ってる書類がそれだろ!!!! どこ見てんだ!!!

(噴火)」
役人:「ふーん (゜〜゜) これか? チッ、 仕方ないな、作ってやるよ。」
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この間、約5分。後ろに並んでいたタイ人たちは黙ってこのやり取りを見ていたが、本当に役所関係に行くと、基本的にいつも疲れる。
後々聞いたが、こういう所に行くとタイ人でも大体疲れるらしい。「役所での申請は絶妙なタイ人の感覚(タイミング)が必要だから、外国人が一人なんかで行かない方がいい」と忠告まで受けた。(じゃあドタキャンしないでよ。(-_-)ノ by私 )
結局、先ほどのやり取りの後に簡単な身体テストを受け、タイ免許証を無事獲得できた。(写真→タイの自動車免許証。)

日本の免許証(又は国際免許証)を持ってさえいれば、タイではちょっとした書類を揃えるだけで、免許を即日で作ることが出来る。
ただ、大使館や病院に行って必要書類を揃えることより、窓口で申請するときが一番厄介なのかもしれないが…

日本人が免許申請するときには、まだ外国人慣れしている「Bangkok」でした方が良いのは間違いないと痛感。(;-_-) =3
・・・余談ではあるが。
職場にいるタイ人の一人。毎日車で出勤しているにもかかわらず
「免許を持っていない(!)」との事。「車でバンコクに行くこともないし、ここら辺なら警察に免許の提示を求められても、『あっ!忘れてきた』の一言でOKよ」(本人・談)
免許を忘れた! と言い続けて6年間。 未だに彼女は免許を作る気もないらしい。

「テスト受けるの面倒くさいし、マイペンライよ」とあっさり言ってのけるところ、タイでの運転は周囲の無免許運転者に要注意である。
まぁ、とは言ってもタイの地方では小学生のころからノーヘルでバイクを運転して学校に通うのがまだ普通の光景でもあるから、大人になったところで免許の必要性もさほど感じていないのであろうが…